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10月 07, 2019

代替医療の世界に詳しい方であれば、チャーガの名前を聞いたことがあるかもしれません。何世代にもわたってアラスカやシベリアの文化に不可欠な役割を果たしてきたチャーガには、闘病、がんの撃退、消化器系の健康の改善などの効果があることが科学的に証明されています。チャーガの人気が世界的に高まり、チャーガを収穫して業者に売ったり、個人的にチャーガを採って生計を立てられます。

チャーガを研究室で栽培する試みが行われていますが、チャーガを摂取するには自然に生えているものを収穫しなければいけません。また、チャーガの収穫には、持続可能性や
汚染など、様々な事柄が関係してきます。生計を目的としたチャーガの収穫にご興味があれば、これからお話することが参考になるでしょう。

チャーガの見た目

チャーガを収穫する上で最も重要なことは、野生のチャーガを見分けられることです。チャーガは北半球の地に生えている樺の木に自生しています。しかし、後で理由を説明しますが、アラスカやロシアのように極寒の北半球の気候のもとで生息しているものだけ収穫しましょう。樺の木が自生している場所であれば、チャーガはどこでも見つかります。

樺の木の側面に生えるチャーガは硬く、色は黒く、ひび割れた見た目をしています。この外側が菌核です。見た目は樹木の節に似ていますが、これは木の幹がねじれたもので、
一部の木に見られます。主な違いは、節は木そのものの一部ですが、チャーガは全くの別物です。チャーガの内部は黄褐色をしており、触るとスポンジあるいはコルクのような感触があります。このような見た目から、「ブラックゴールド」と呼ばれることもあります。

チャーガの見つかる場所

チャーガを収穫する上で次に重要なことは、どこで見つけるかです。上述したように、チャーガは南はトルコ、そしてアメリカ合衆国中部大西洋岸など、北半球の広範囲で生息していますが、収穫できるのは北の中でも寒い地域で見つかるものだけです。

その理由は、チャーガの栄養価を最大限に引き出すには、年間通して気温が低い地域の寒さのもとで育つ必要があるからです。暑さによってチャーガの栄養価が損なわれ、生息地域が南下すればするほど、栄養価が下がります。こうしたことから、アラスカ、シベリア、あるいは似たような場所で採れるチャーガだけが食用に適しています。温暖な気候のもとで育ったチャーガを収穫することは止めませんが、評判の良いチャーガ業者は、そのような場所で採れたものは扱わないということを覚えておいてください。

チャーガは樺の木に生えるので、樺の木が自生している域に行く必要があります。チャーガが生える最も多い樺の木は、アメリカシラカバとキハダカンバの二種類です。アメリカシラカバの樹皮は白く、薄くて縮れた紙状に剥がれます(このため、英語ではペーパーバーチと呼びます)。一方、キハダカンバの樹皮は黄色で、細かく剥がれます。

チャーガはアメリカミズメや心臓形のアメリカシラカバに生えることもあります。前者の樹皮が濃ゆくて剥けず、サクランボに似ているのに対し、後者はアメリカシラカバに似ていますが、オレンジ色やピンク色の皮が斑点になっているのが特徴です。

チャーガの収穫時期

すでに述べたように、チャーガは、極寒の気候のもとで育ったものを冬の間に収穫しなければいけません。春と夏は樹液が出始めるため、チャーガが生えている樹木の栄養素の
全てが流れ出てしまいます。そのため、収穫するには、樺の木が冬眠する冬まで待つ必要があります。

チャーガの収穫はいつが良いかを知るには、気温を見ると良いです。気温が摂氏5度(華氏41度)以下の日が少なくとも3週間続くまで待ちましょう。これは、木から樹液が流れ出るのがおさまり、寒い時期を乗り切るために現在ある要素を保つのに十分な期間です。

生きている樹木からのチャーガを採る理由

チャーガは生えている木から栄養分を摂るという、宿主の樹木と共生関係にあります。つまり、樺の木が枯れると、栄養分を摂れなくなり、チャーガも死んでしまいます。そのため、チャーガは生きている樹木からしか採れません。

樹木が生きているかどうかは、葉がはえている春と夏に見ると、比較的簡単に分かります。秋と冬は葉が落ち始めるので、見分けるのは難しくなります。確実な方法の一つが、生きている証である冬芽を調べることです。キハダカンバとアメリカミズメは、樹皮に少し傷をつけると分かります。冬緑油の甘い果物のような匂いがすると、樹木は生きています。

持続可能な収穫

チャーガに限界はなく、樺の木がある限り育ちます。しかし、チャーガが完全に成熟するまでにはかなりの時間がかかるため、むやみにチャーガを採ってしまうと、あなた自身も
他の採取者もチャーガを探すには、より遠くまで足を運ばざるを得なくなります。また、木からチャーガを丸ごと取り除いてしまうと、キノコがあった穴に病原菌が入り込み、死滅してしまいます。

一番良い方法は、チャーガを丸ごと取り除くのではなく、15%から20%ほど残しておくことです。これにより樹木を感染症から守り、チャーガが再生できるようになります。また、小さいチャーガは採らず、完全に成熟した大きいものだけを採りましょう。最後に付け加えると、チャーガが複数生えている木を見かけた場合は、最低でも一つは全く触れずに、そのまま残しておきましょう。そうすることで、数年先も同じ場所でチャーガが採れます。

汚染されていない地域でのみ収穫する

自動車、住宅や人の手による開発で大気中に汚染物質が放出され、樹木とそこに生えているチャーガがそれを吸収してしまいます。汚染物質を含んだチャーガを摂取すると、健康を害することがあります。そのため、人による開発が進んでおらず、汚染物質とは無縁の田舎に生息しているチャーガのみを収穫することが大事です。遠ければ遠いほど文明とは切り離されており、より綺麗で、より純度の高いチャーガが採れることでしょう。

チャーガを安全に採る方法

先述したように、成熟した大きなチャーガのみを採ることが大事で、チャーガが再生できるように、木に生えているものの一部を残すようにしましょう。大きさを測るには、広げた手のひらをチャーガにあてると良いです。指がどれか一本でもわずかに樹木に触れるようであれば、他のキノコを探しましょう。

木からチャーガを採る際は、鋭くて高品質のナイフか斧を使い、樹皮に切り込みが入らないように注意しましょう。キノコを丸ごと取り除いてはいけません。そのようなことをすると、木に空いた穴から病原体が入り込み、木が病気に感染してしまいます。チャーガの一部が木に残るように慎重に切り取りましょう。

チャーガの処理と保管方法

採ったチャーガを放置しておくと、カビが生えて使えなくなります。そうならないように、収穫したらすぐに乾燥させましょう。乾燥させるには、大きなチャーガの塊を小分けして、天板または室内の暖かく、乾いた平らな場所に置きます。

あるいは、日当たりの良い窓辺や薪ストーブの近くでチャーガの塊を乾燥させることもできますが、オーブンやそれに似た機器は使わないようにしましょう。乾燥機を摂氏約48度(華氏120度)に設定して乾燥させても良いです。チャーガが完全に乾燥するまで数日要します。終わったら、密閉容器で保管し、チャーガがいかなる要素とも触れないようにします。

まとめ

世界中の消費者がチャーガの数々の効能に気づくにつれ、人気は高まるばかりです。栄養価の高さに関しては、言うまでもなく、チャーガに匹敵する食べ物はほとんどありません。消費者の多くがチャーガを業者か購入しますが、もし時間、忍耐と腕があれば、ご自身でチャーガを採ってみるのはいかがでしょうか。チャーガを扱う小売業者に売ることができますし、単に自分用にとっておくこともできます。


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